シンセいじり三昧

いじるといっても操作することではない。自分でも何をしているのか微妙に不明だが、よーするにジャンクだったシンセを昨日からどんどん解体しているのだ。で、いまめちゃくちゃ疲れてる。早く寝なくちゃ!


昨日は鍵盤を全部外して洗った。鍵盤の汚れの原因は日焼けというよりも煙草のヤニのようだった。キッチンハイターでもダメ。たぶん白鍵全部サンドペーパー掛けして、磨き粉で磨くことに。まあ、ゆっくりやります。


にしても、たぶんどんなものでも大事だと思うもののある部屋では煙草を吸わない方がいいと思う。ホコリの方がまだまし。


今日はスイッチを基盤から全部外して解体して、今醤油漬けにしている。別に食べるわけではない。当たり前だ。ただ、昔金属を扱っていたとき、安全にきれいにする方法として醤油漬けが知られていた。


というわけで、明日か明後日まで醤油漬け。しかし、あれをまた元通りに組み立てるとなると……気が遠くなりますね。しかし、半田吸収線じゃなくて奮発して吸収器を買えば良かった。まあ、もうすぐ届いてくるけど。大量に半田流し込んである場所が多くて、往生した。それに、組み立てる前にきれいにしなくちゃならないし。


バラしたスイッチ類はよく水で洗ってペーパータオルなどで水分を拭き取り、さらに乾燥させ、接点クリーニング剤できれいにする。何しろ古いマシンともなると、もうそれに合うパーツがないのだ。


で、そのラックバージョンのジャンクを入手したって書いたけど、なんと! 故障率の高さで悪名高き80017Aが使ってあるではないか! これでは部品取りにならないよ……そう、ローランドのオリジナルチップ。VCFとVCAが一緒になったヤツ。


あと、電源関係もいろいろ難しくて、縮小バージョンを作るなんて無理。やっぱりポリシンセはそれなりの電気知識がないとだめ。


あと、ジャンクのMKS-7というJUNO-106とリズムマシンをくっつけたような初期の奇怪なMIDI音源があるのだが、見事に80017Aと、あとそれをコントロールするらしいチップが全部抜かれていた。やられた! 二台あって、片方はドラム音源が生きているので、もう少し小さなケースに入れ替えようかと思っている。


で、もう片方はリズムマシンのチップもいかれていて、それならと音源のチップを壊れた方のリズムマシンのソケットに挿すと、なんと、ノイズマシンになった。それからサーキットベンディングを考えたのは言うまでもない。でも失敗してヒューズを飛ばしてしまった。半固定抵抗とボリュームである箇所を繋ぐとたぶんいい感じにノイズが変化する。半固定抵抗を入れるのは、ショートさせたらヒューズが切れたから。石が壊れなかったのは奇跡。いや、壊れてもいいんだけど。火事にならなければね!


これもMIDIとか関係ないので、もう少し小さなケースに入れたいところ。やっぱり一度秋葉行かないとダメだな。