Barさちこ 夏雲雀@GRID605


メカネタしか書かないはずなのですけどなぜかここに感想を。いつもお世話になっている吉田アミさんのライヴに行かないでちょっと申し訳ない気持ちでいっぱいです。


で、行ってきましたGRID605。場所は秘密なので書けません。イベントスペースは広めのLDKくらい?


Sachiko Mさん浴衣姿で登場。今までは遠くからしか見たことがなかったので分からなかったけど、豪快で繊細な方。ああいうしゃべり方をするとは思っていなかったので、少しびっくり。気さく。怒るときは怒る。ざっくばらん?


……こういう人柄に関することを書くのってすごく失礼だと思うのだけど、イメージが大きく変わってしまったので。悪くなったとか良くなったとかじゃなくて、とにかくちょっとびっくりだったのです。


25人限定だったのだけど、二人来なかった。閉め出され。氷柱が二本桶に立っている。でも高さは四十センチくらい? 差し入れの桃を桶に付けて冷やしていらっしゃいました。


エアコンを止めると挨拶の前からすでに気温上昇。そんな中、演奏が始まった。ずっと憧れて止まなかった音。


ビブラートのかかったような音、「ブチッ」というノイズ系の音、サイン波の連続音、そして間。


ちょっとしたトラブル発生で(これを書いたら鬼でしょう)、演奏中断。かなり暑かったので、出ていく人は出ていってくださいとSachiko Mさん。意地悪じゃなくて、熱中症になりそうなくらい暑かったので、誰か倒れる前に退場、という配慮。


結局誰も出ていかなかったけど、そのあと危なっかしい人はいました。


そこで何かふっきれたかのような、緊張感に溢れた素晴らしい演奏に。トラブルの邪念が消えたからかも。それまでの演奏が良くなかったということじゃなくて、さらにその上を行く演奏になったということ。


素晴らしかったです、としか書きようがない。


にしても、夏の昼の暑さにはとことん弱いわたくしなのだが、夜になると室内の暑さもたいして苦にならないのであった。もともと屋内で暑いのになれているせいかも。