EMS Synthi AKS


この前も少し書いたが、昨日はこれを使って音楽(?)制作をしていた。トランクを開けると身の方はシンセ、蓋の方はキーボード。


写真は今撮るのめんどくさいので、ここ見て。


http://www.ems-synthi.demon.co.uk/emsprods.html#synthia


AとAKSの違いは、蓋にキーボードが有るか無いかだけ。キーボードといっても、フィルムに絵が描いてあるだけのタッチ式キーボード。蓋の端のほうにあるので、まともには弾けない。あと、うちにあるのはオクターブが狂っているのでそのうち修理する予定。


で、昨日はリズムトラックをこいつで作ったんだけど、写真見れば分かると思うけど、真ん中辺にパッチング・マトリックスというレーダー作戦ゲームみたいなたくさん穴の開いたボードがあるのだけど、ここにピンを刺すと、マトリックスの行と列が繋がるという仕組み。


なんだけど、なんかよく分からないところが多くて。マニュアルひととおり読んだけど、自由度が高すぎて(パッチシンセほどじゃないけど)、あと、信号の流れとかモジュレーションがどうなるのかとかがよく分からなくて試行錯誤しているうちに疲れちゃいましたよ。


いや、以前にも遊んだりはしてたんだけど、まともに使うのは今回が初めて。なんでもそうだけど、遊びで使うのとマジで使うのとでは大違いだね。


いずれにしても1970年代初頭というわけで、何の因果かここにたどり着いてしまった人よりも年上のことの方が多いんじゃないだろうか? まあだいたい三十代半ばですな。


でもこれ使うの大変だけど凄く楽しいよ! いきなりわけわからない音とか出るし。


ちなみに手に入れるのは大金と運が必要。最近ではほとんど市場で見掛けなくなりましたね。もちろんオークションでも。