Digitech PDS1002 TWO SECOND DIGITAL DELAY


ひさびさのレビュー。今回はディスコンばかり。最初はデジテックのディレイ。80年代ものかな?


こいつはちょうどコンパクトを2つくっつけたような大きさとかたち。で、裏を見るとDOD。デジテックとDODの関係って、いまいちわからん。同じメーカーのブランド違いなんだろうけど。


筐体は青。後ろにLOVETONEみたいにDigiTechと大書きしてある。電池は2つ並んだペダルの左側の上のところに収納。黒い蓋で、006Pを一個収納できる。出品者がアルカリ電池をひとつ付けてくれた。でもあっという間になくなるだろう。電源はBOSSじゃない、古いタイプ。入出力と、DRY OUTが付いている。でもなぜ入力側に?


レンジは三段階。125、500、2000msec。ツマミはdelay time、regen(feed back)、mix、そしてなぜかinput、outputのツマミが。実際使ってみると便利なのだが、珍しい。


こいつにはループ機能がついていて、左側のペダルを踏むとサンプルしてくれる。もう一度踏まない限り、設定した時間でサンプル/ループ状態になる。サウンド・オン・サウンドなどはできないが、ものすごく簡単でいい。あと、足で踏む部分の面積はそれなりに大きい方がレスポンスがいい。トゥルーバイパスが流行っているが、電子スイッチってそんなに信用できないか? 音やせは何でもかんでも直列に繋ぐからだろう。その辺はスイッチボックスなりで適当にやってほしい。それと、大きな面積でもトゥルーバイパスにはできるはず。そのうち挑戦してみる。ようするにスイッチの問題なわけだし。


音は不自然といえば不自然だが、ローファイの気持ちよさというのがあると思う。というか、そこまで考えて設計しているようだ。発振までするし。とりあえずディレイはこれでいいや。でも、全部でかい……(-_-;) やっぱり安物の軽いのもひとつ手に入れておくか。アリオン? ONNER? にしても安物メーカーって減ったよね。なんでだろ?