fuzz fuzz fuzz #003 Effector 13(Devi Ever) Shoe Gazer

いま、ギター系轟音ユニットを組んでいることは前回Soda Meiserのときに書いたが、Soda Meiserの唯一の欠点は、あのとき使っていたギター(ジャガーだったっけ?)とマーシャルとの組み合わせと、もうひとつグライコを使うことによってOKが出ていたのだったが、BOSSのグライコとSoda Meiserのスイッチ同時踏みというのがなかなか難しくて、ループボックス入れないとだめかなとかいろいろ考えていたのだけど、ユニット自体ができるだけローコストな機材、ありふれた機材を主体とするものという方向性が出てきたので、またいろいろ変わってしまった。


ギターはジャガーではなく、シャーベルのサーフキャスターの廉価版。セミホロウではなくソリッドボディ。PUはSSH。シンクロナイズド・トレモロ。ネジが2本だけで止まっている。でもG&Lなんかもそうなっているので平気かなと。


お金ないんだけど、突然このギターにやられてしまって手元に来た。いろいろ問題点もあって、今後直していく予定。とりあえず細い弦に張り替えたりオクターブ調整をしたり。


このギターが、安物なんだけどジャキジャキした音がしてなかなかよい。でも店ざらしか倉庫に眠っていた感じで、ネックの状態が完璧ではないとかいろいろあるけど、その辺はあまり気にしない。使えないといえばリアのハムがなんともひ弱で、フロントとセンターのシングルに完全に負けている。いつかハイパワーなPUに交換してやりたい。


で、これを使った音作りをしようと思って、これまでは小型のVOXのアンプで行っていたのだけど、家にZOOMの古いアンシミュがあったので、それで音作りをしてみた。マーシャル対策。


……Soda Meiser + BOSS グライコがいまいちピンと来なくなってしまった。たくさん転がっている歪みの中から、BOSSのDS-1(台湾)を接続してやったら、これが実によく決まったのであった。ディストーションサウンドはそれでOK。でも爆音のときにはファズ的なサウンドを付加してやらないと物足りないので、Soda Meiserを試してみたわけだが、いまいち。ブーミーになり過ぎる。グライコ噛ますと何か違う、という感じになってしまって。


ちなみにディストーションもいろいろ試してみたのだが、なぜかDS-1、さすがのDS-1だったのだ。現行品。国産モデルも持っているが、現行品の方が音的には好きだ。固くて抜ける気がする。


ブーミーにならないファズはどれか? いろいろ考えて、前にスタジオではハイ上がりになりすぎて使えないと言われたShoe Gazerを。これだとうまい具合にローが削れるのではないのか?


目論見は大当たり。DS-1+Shoe Gazerでサウンドウォールを作ることに成功。


このShoe Gazer、実はかなり初期のもので、e13の名前が入っている(いまはDevi Everになってるのかな?)。たしかeBayで落としたはず。とんでもない名前だと思いながらもついw


ちなみにシューゲイザーの音楽はそれほど好きではない。マイブラは好きだけど、というか神だけど、シューゲイザーではないよね。靴見てないしw


でもケヴィン師匠、これも使ってるから笑っちゃうけど。つーか、Deviの作ったファズは全部持っているという噂も。ほんとかどうかは知らないけど。