謹賀新年


ずっと何も書いていなかったので、やめたか、死んだか思われていても不思議はないのだが、そもそもここの読者というのが不特定少数または特定の記事の時に読みに来てくれる人くらいなので、誰も気に止めなくても不思議はないし、気に止めてくれないと拗ねるようなこともない。そう感じるには歳を取りすぎた。


夏以後心身ともに調子を崩し、同時に経済状態も一気に悪化した。こういうのは同時に起きるものだ。困ったときは相談に乗ると言っていた人であろうと、本当に困ったときに相談に行くと逃げられる。金が絡んでくるからだ。そして、逃げるのは人間関係を破壊しないためにはたいていの場合正しい。


世の中の困りごとの9割くらいはお金で解決できる。つまり、ほとんどの問題はお金でしか解決できないのだ。


経済的困窮に陥ったら、仕方ないが映画を見に行くのをあきらめたり、同じようにライブやイベント、展覧会もあきらめなくてはならない。


本やCDはその次だ。というのも、チャージが\1,500のライブを見に行くのに電車賃が同じくらい掛かったりするからだ。


残りのお金で生活するわけだが、住民税と国保は削れない。年金は支払えないでいる。引っ越すという手段もあるのだが、楽器可、本やCDもそこそこ置ける(床が抜けない)、都心までの距離が辛うじて耐えられる、となるとなかなかない。もっとも最近は都心に出ることも少なくなったので、もう少し遠くてもよいのだが、たとえば月二万円安いところに引っ越したとしても、年間24万円、遠いところだと引っ越し費用も嵩むので、案外メリットは少ない。医者の問題もあるし。


倹約よりも稼がなくてはならない、というのが現状だ。頑張ると倒れるので、いかに頑張らずに稼ぐか……そんなにたくさんでなくていい。誰かに養ってもらうという歳でもないし(キャラだったけど)、今さら気持ち悪いし。なんとか自活するのだ。