鉄道むすめ


これほど「萌え」をうまく突いてきた製品があるとは知らなかった。


http://tetsudou-musume.net/


実際にある鉄道の鉄道員のフィギュアなのだけど、あり得ない美少女にその鉄道のそれぞれの部署の(運転手とか)の制服を着せるというところがすごい。「萌え」のエロさを熟知した人間が開発に関わっているに違いない。そう、制服はエロい。限りなくエロい。妄想を極限までかき立てる(これは女子から男子に対しても事情はほぼ同じだ)。


そしてリアル女子から蔑まされるというよりも異星人扱いされていると思われる「テッチャン」にとって、これほどの「萌え」は滅多にないだろう(リアル女子に妄想しても裏切られるだけだ)。


世の中、すごいことを考えるヤツがいるものだ。リスペクト。


ちなみに、最近では女性の鉄道員は珍しくもないが、太平洋戦争中とかには男子が消滅していたので女性鉄道員というのは結構いた。だいたいは車掌。


そして1961年に廃止された九十九里鉄道の女性車掌というのは、当時の特殊なテッチャンのあいだでは有名だった(のか?)。何しろバスみたいな鉄道で、単端式という前にしか進めないガソリンで走るレールバスみたいのが走っていた。終点に来ると、運転手と車掌でターンテーブル(意味が通じればいいが。蒸気機関車ののっかるあれだ。DJが使ってるあれではない。似たようなものだが)の上の車両を手動で回転させていた。ときどきバスのターミナルなんかにあるあれの手動式だ。


あれも、バスの女車掌と同じく当時は「萌え」の対象だったのだと思う。「萌え」ということばはなかったが、概念はかなり古いものではないかと思われる。たぶん江戸時代とかそのくらい?


楽器・パソコンネタじゃなくて失礼。世の中すごいヤツがいるなと思って。