Nikon COOLPIX S10

デジカメは、ニコンの一眼レフ、D70を持っているし、携帯にも付いているのだけど、その中間的なのが欲しくて買ってしまった。一眼レフというのはレンズその他の性能も非常に優れているのだが、たとえば被写界深度なんていうものひとつとっても結構めんどくさい。たとえばオークションに出品するときにいざパソコンの画面で見てみたらピンボケなんてこともままあるし、レンズが大きいので非常に近くにあるものをとるときにはそれが邪魔になってストロボがあまり役に立たないし、少し離れていても、やはり別な照明がないと、あまりまともな写真にはならない。

携帯についているカメラは個人的にはカメラだという認識はあまりない。ものすごく使いにくいからだろう。

もうひとつ、このカメラを買う気になったのは値段がほとんど底値に達していたことと、へたをするとこれがニコン最後の、とまでは言わなくともしばらくは出ないであろうスイバル式（レンズの部分が２７０°回転する）であったからだ。

スイバル式にどんな利点があるか？　それはたとえばウエストレベル（これは二眼レフのカメラを扱った人じゃないとぴんと来ないかもしれない。要するに腰の位置に視点を据えるということ）で写真を撮ったり、もちろん自分撮りも（絶対にしないけど）できるし、そういうなかなか便利、というか、ある種別の世界観を持ったカメラなのだ。

というわけで金もないのに買ってしまった。ちなみに画素数は600万画素。これで足りないということは、わたしの場合まずありえない。メモリは1Gのを買った。500Mでも良かったのだが、価格差が三百円だったので。ちなみに６００枚とか撮れてしまう。とても困るので連写設定にしてあるが、あまり連写すると途中で止まることが判明。数枚が限度か。

ちなみにまだ中身を吸い出していないので画質は不明だが、不満はたぶんないだろう。

また何か特筆すべきことがあればレポートしたいが、たぶんないだろう。