リビドー・ガールズ


なぜ括弧が付かないかというと、その説明はあとにして、何しろまだ読んでいないので。いや、違う。そういう問題じゃない。


わたしは先端恐怖症気味なので、百円ショップでハサミを物色するのが少しイヤだ。なんでみんな先端が尖っているのか。逆上したときに相手を刺すためか? というわけで、学童用ハサミというのを買う羽目になってしまった。これは先端が尖っていないが、これで刺されたらもっと痛いかもしれない。というか最近のハサミってキレすぎませんか? 指もときどき切断はしていないけど表皮を切ったりしています。満身創痍です。ということにはなりません。


さて、珍しくアマゾンから昔の大きな箱で荷物が届いてきました。注文したのは、『リビドー・ガールズ』PARCO出版森下裕美大阪ハムレット』1・2巻。


この大きな箱はあとで別な目的に使うので、ハサミでテープの部分を切っていきます。カッターでいいではないか、といわれればもっともですが、基本的に荷物を開けるときにカッターを使ってはいけないのですよ。中身まで切ってしまうから。


それは本当の話ですが、端にカッターが行方不明、ハサミも行方不明だったので、より汎用性の大きいハサミを買ってきたわけです。


ハサミといえば昔楳図かずおの漫画にハサミが顔から出てくるという恐ろしい場面があって、おしっこを漏らしてしまいましたということは残念ながらありませんでした。


何を書いてるんだ。で、さらに内部にメスを入れていきます。鉗子! ちがう、ハサミ。で、シュリンクされてるポリエチレン? を切り裂いていくのですが、カエルの解剖よりも簡単です。ちなみにカエルの解剖では麻酔としてエーテルを使いますが、昔はクロロホルムを使っていました。クロロホルムには毒性がありますが、変質者が標本を捕獲するときの記号と化しているのはいうまでもありません。


で、どうも様子がおかしい。『リビドー・ガールズ』が異様に分厚いのです。よく見たら二冊入っていました。


AVの洗礼を受ける前のことです。CDを何枚掛かったらAVが一枚混入していました。おまけ? んなことはないのでアマゾンに電話して引き取ってもらいました。たとえそれを当時みたいと思っても返したでしょう。だってそれって万引きと同じ理屈じゃないですか。まあ、向こうのミスだからそうもいえないか。でもそういうことには潔癖なんです。


で、今回も「ケッ、また間違えやがった」と思ったのは言うまでもありません。で、注文書を見たら……『リビドー・ガールズ』を二冊注文したことになってました。


ジーザス! わたくしは雨宮さんにもてあそばれているのでしょうか? (オマエ、自意識過剰だ。少し休め\(・_・) 売り上げに貢献したんだからいいじゃないか?ヽ(^^)つーか、わたしがアホなんだけど。雨宮さんの参照しようと雨宮さんのブログへ行ったらプライベートモードになっていた。もしかして、書いてるあいだってプライベートモードになるのだろうか? つーか、そういう設定があるんだろうか? まあいいや。


『リビドー・ガールズ』、誰に売りつけようか……